当社の強み
金方堂は、印刷を担当する「金方堂印刷工業」と、缶の成型・組み立てを行う「金方堂松本工業」が連携して、一貫した工程で、最新鋭の機械と熟練の職人技で美しいお菓子缶を作り上げています。
当社の強みは、機械管理の範疇を超えた、経験豊富な職人による圧倒的な技術力だと自負しております。
1. 驚異の「14版(14回)重ね刷り」
通常のチラシや雑誌などの紙の印刷は、基本的にCMYK(青・赤・黄・黒)の4色を掛け合わせて表現します。
しかし金方堂が手がけるこだわりの缶のなかには、なんと最大14回も異なるインクを重ねて印刷(14版)するものがあります。
何度も何度も色を重ねることで、宝石のような深みと透明感のあるツヤが生まれます。 お客様のこだわりに寄り添い全力で再現致します。
2. 「鉄の伸び」を計算した変形デザイン
お菓子缶は、平らな金属の板に印刷をしてから、機械でギュッと折り曲げたりプレスしたりして立体的な缶の形に成型します。
そのため、平面の段階で綺麗な正円や直線を印刷してしまうと、缶になったときに引っ張られて歪んでしまいます。
職人たちは「立体に潰したときにちょうどいい形になるよう、あらかじめ歪ませたデザイン」を計算して逆算印刷しています。
3. ブリキの「地肌」を活かす白インクの引き算
缶独特のキラキラしたメタリック感を活かしたいときは、あえて色の下に「白インク」を塗りません。
金属感を消してイラストをハッキリ見せたい場所 = 下地に白いインクをしっかり塗ります。
キラキラ輝かせたい場所 = 白を塗らず、ブリキの鉄板に直接カラーインクをのせます。
この「白をどこに塗って、どこを抜くか」の設計(引き算)によって、お菓子缶の立体感や高級感がコントロールされています。
4. ツヤとマットを操る「ニス」の魔術
仕上げに塗る保護用の「ニス」の使い分けも絶妙です。
全体をツヤツヤにして光沢を出すだけでなく、あえて光沢を消す「マットニス」を部分的に使うことができます。「背景は落ち着いたマット質感なのに、キャラクターやロゴの部分だけツヤツヤして浮き上がって見える」というような、触っても楽しい仕掛けは印刷段階のニスの塗り分けによって作られています。
